笑いプロジェクト

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高齢化社会を楽しむ能天気

この年になると、地元の団体とのつながりが多くなる。古い振興住宅街。まわりは、勤めてた人は会社を定年退職、専業家事をしてた人は子どもも外に出して、まぁこれからご近所で、、の段階はとうにおわって、日々余裕満載の時間を送ってる人が多い。私のように自営で、死ぬまで仕事か?なんてメンバーは希少な存在。自然と日々時間をもてあます人たちがおおいご近所。

このあたり、勤めてた人の多くは退職と共にまずは犬をかう。散歩を通じて、ご近所とお話しする機会が増えるからのようだ。あちこちでおしゃべりに花が咲く。

で、仲良くなったら地域活動に目がいく。まずは自治会、そして老人会。

とにかく元気でやる気満々。

掃除やら祭りやら ほどよくがんばってくれはるので 住んでる私としては助かってる。ありがたい。毎年地元で開催してる落語会でも大活躍。地域の団体に声かけとかしてくれて本当に助かってる。

 

はずだった。去年までは、、、。

 

今年も頼りにしてた。早くから日にちも知らせてた。大船に乗った気になってた。

 

ところが、、

「同じ日に祭りすることになってん」と告げられる。満面の笑みで。え!とスタッフ一同かたまる。「その日は落語会ですやん」「大丈夫やろ。わしも落語ききにいくし」と笑顔笑顔。

いや、時間丸かぶりで無理でしょ。と思いつつ、まぁ言うても仕方ない。とりあえず抜けた痛手はあるけどがんばった。

 

結局、本人は祭りでてんやわんやで落語会には来れなかった。今週はその打ち上げだ。本人から能天気なメールがきた。「落語会成功おめでとう!記念に歌うわ!参加やでー」。

 

無理はしてないみたい。この能天気。長年生きてこられた知恵なのかな。見習わねば。いや自然とそうなるように、今を笑って生きよう。人生100年と急に言われた世代。まだまだ人生は長い。

 

ユーモアコンサルタント

商店街アドバイザー

堀 登志子