笑わせ力で伸ばす人間力・企業研修・社員研修
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大学時代に寄席三味線を一から教えてもらった桑原のおっしょはん。先日三十三回忌の偲ぶ会に伺った。
はるか半世紀くらい昔に、阪大生がアメリカの遠征落語会でピックで三味線弾いたのラジオに、それはあかんと電話でコンタクトとって教えてくれはったのが始まり。(ラジオ局が電話番号教えてくれた おおらかな良い時代) それから関大、追手門大学、、果ては愛媛大学まで、落研メンバーに寄席三味線の手ほどきをしてくださった。
当時、お稽古に行くと、わらわら集まってくるメンバー。ひとりずつおっしょはんの前に座ってお稽古。最初は譜面も見ずに手と耳で音を探る。胴を見たら怒られた微かな記憶も。おかげで三味線弾く姿勢がとてもよくなった。待ち時間、隣の部屋で他の大学のメンバーと蜜柑食べながらだべってたなぁ。とそんな思い出が蘇る。
皆でおしゃべりしつつ、思い出動画も見てて、、なんか自分の記憶が楽しく大げさな方向に変わってることに気づく。「あれ?」の連続だ。自分がえらく嘘つきに思えてしまった。あかんなぁ。
記憶はとかく楽しい方向に膨らんで残るものらしい。そんな記憶を残してくれたおっしょはんに感謝。連綿と関係を育んでくれる落語に感謝。
商店街アドバイザー ユーモアコンサルタント
堀 登志子