笑わせ力で伸ばす人間力・企業研修・社員研修
笑わせ力でトップセールスを実現
日本笑い学会という団体。「笑い」をさまざまな面から、いろいろな人で考えて掘り下げている面々の集まる団体。毎年夏の終わりに、各位の研究成果を発表する「大会」がある。
市民参加型をうたう学会だから、楽しいこともいるよねと、前日祭が今年は企画された。(「おもろいんちゃう」でやっちゃう柔軟性もすごい)。8月29日お昼過ぎにスタート。大阪なんばの上方演芸資料館ワッハ上方集合。学芸員さんに館内をたっぷり解説付きで案内してもらう。ただ展示物を見るだけでなく、学芸員さんの見識ある言葉を聞くことで、見方が変わってくる。そこに時代や当時の演芸の空気に満ちたまちが見えてくる。
しっかり学んだあとは、向かいのなんばグランド花月へ。たっぷり大阪の笑いを堪能。北海道や福岡からの参加者から「やっぱ本場で見るのは違う。笑ったぁ」との声。演者が手を抜いたりしているわけでは決してないのだろうが、箱の力が大きいのだろう。笑いは「笑わせる」「笑わせてもらう」という関係だけでなく、「お互いに笑って笑わせて」という相互の空気に生まれるものなのだろう。
最後は千房で粉もん三昧。一緒に学んで笑った仲間。ついさっきまで知らんもん同士だったけど、お好み焼きつつきながらワイワイ盛り上がる。笑いは人の距離を縮める。
本番の日本笑い学会第32回大会のことは、また今度。
商店街アドバイザー 日本笑い学会
堀 登志子