笑わせ力で伸ばす人間力・企業研修・社員研修
笑わせ力でトップセールスを実現
instaで見かけて、えらく賑わってて楽しそうなので平日の午後に行ってみた。
入口あたりからネギをどっさり入れた袋を持った人をみかけたりして、期待に胸を膨らませながら足を踏み入れた。
が、ほとんどシャッターが閉まってる。ミャンマー料理の店やバーや、なんかおもしろそうな匂いの店はたくさんある(よう)なので、曜日と時間帯が悪かったのかもしれない。
その中の開いてた一軒。ソバメシ屋さん。おばちゃん二人が楽しそうにおしゃべりしてる。たぶんお店の人とお客さん。小さな机に近隣商店街の地図がおいてある。思わず足をとめたら「なんぼでも持っててええよー」と声かけてくれる。喜んでいただくこととする。「このファイルも持ってって。麺屋さんがいっつもこれに入れてきてくれるけど、うち使えへんねん」。と、麺の写真が載ったクリアファイルまでもらってしまった。
もらったから言うわけではない。
ええ市場やなとおもった。おばちゃんたちがのんびりおしゃべりしてる空気がいい。若い人(たぶん)や異国の人が、好きな時間帯にお店を開けてる緩やかさもいい。
今度はちゃんと下調べして、空いてる時間に来てみよう。
品物だけでなく、知恵や会話を求めて来ていた日々の買物。日々買物する必要がなくなり、出会った人と井戸端会議する時間の余裕が減り、近所の人との付き合いが希薄になり、人に出会いに来てた市場で日常の買物が減った時代。
人と会いたくて来る場に引き継がれていくのは、明るい未来なのかもしれない。それを受け入れる寛容が、新しい人をよぶのだろう。
おばちゃんたちの始終ニコニコ笑い声とおしゃべり、次代に引き継がれていきますよーに!
商店街アドバイザー ユーモアコンサルタント
堀 登志子