笑いプロジェクト

笑わせ力で伸ばす人間力・企業研修・社員研修

笑わせ力でトップセールスを実現

笑いの準備運動

毎年3月に寄せていただく地域の落語会「福祉フェア」。高齢者の引きこもり防止を目的に、ご近所みんなで誘いあって集える機会に「笑って楽しむ場をつくろう」と企画された落語会。もうかれこれ5年かな。仕掛け人の方が、とても良い方で、さらに「笑いの力」をよく心得てらっしゃる。

「最初は笑いにくいやろから、私が一番前に笑って、みんなが笑える空気つくるわ」と、毎回一番前に座って、率先して(おもしろいところを見つけて)笑ってくださる。

どの落語会にも来ていただきたいくらいの「救世主」のような方だ。

 

こんな方が始めた落語会。その気持ちも伝わるのか、毎回、みなさんとてもよく笑ってくださる。

寄せてもらっている演者も、笑ってもらえることは最高のご褒美。「ここには絶対来たい」と同じメンバーがずって来てくれている。まさに「笑い」はお互いさまだ。

 

 ここで毎回、最初に数分お話の時間をいただいている。今回は「あいうべ体操」のお話をさせてもらった。

実は前日に友人から来てメールがきっかけ。「最近、喉がつっかえて・・食道がんかと心配になって医者に行ったら、なんと喉の筋肉不足だった」というメール。

 

人間の体の動く部分は全て「筋肉」といっても過言ではないのだろう(たぶん)。コロナの頃、近所のおじさんも同じことをいっていた。「家で奥さんと二人で喋るネタも尽きて、じっとしてたら、足の前に喉の筋肉が衰えて、物が飲み込みにくくなった」と。

この嚥下障害。高齢の方には誤嚥の元となりとても危険らしい。ということでお医者さんが考え出したのが「あいうべ体操」。顔の筋肉も動かすし、きっと引き締め顔にもなるはず。さらに顔の筋肉が動くと笑いやすくもなるはずだ。

一緒に「あいうべ体操」。「みなさん恥ずかしがることないですよ」と言うまでもなく、思いっきり楽しんでくださる。

 しっかり「笑いの準備体操」済ませた後の落語三席と三味線噺。盛り上がったことこのうえなし。

 

 

 

商店街アドバイザー 堀 登志子