日本笑い学会の懇親会。今年から「支部報告」が復活した。

各支部の人たちがおもしろいご当地の出し物を披露してくれる。

毎回楽しみにしているのが、四国支部。精神科医の枝廣支部長の「頭で弾くピアニカ」。とっても素敵なピアニカの演奏なのだ。頭がひくこと以外は・・。

今回は、コロナでピアニカができなくなって、ヴァイオリンもお稽古されたそうで、こちらも披露してくださった。

最後は、葉加瀬太郎の「情熱大陸」の前奏を、かつらをかぶって何度か繰り返し、弾きそうでいてなかなか弾かず、結局弾かずに終わる。これがまた大爆笑。

素敵な音楽を、気の利いた言葉と間で、笑って楽しい空気に会場を塗り替えてくれた。素晴らしい。

そこにあったのは、計算し尽くされた間。そしてお稽古の上に生まれた、会場の空気に合わせて変幻自在に波のように膨らんでいく笑いの空気。

楽しかったなぁ。音楽の力って大きい。お稽古の力の上にある笑わせる力も大きい。

塚口で展開している「塚口ジャズ」。

ここもいつか　音楽と笑いが融合していい空気を作り上げていくのだろうか。

まちの子どもの存在、見逃せない。

日本笑い学会

https://www.nwgk.jp/

商店街アドバイザー　堀 登志子