笑いプロジェクト

笑わせ力で伸ばす人間力・企業研修・社員研修

笑わせ力でトップセールスを実現

笑って高齢化社会

「笑っていても笑顔にならない人」っていますよね。口角をあげると笑顔になるのですが、この口角があがらない。表情は顔の筋肉を動かす事でつくられるもの。口角をあげる筋肉が衰えてしまうとあがらなくなり、笑っているのに笑顔にならないのかもしれません。

笑いプロジェクトでは、高齢者施設や公的機関の「高齢者引きこもり防止策」を目的とした講演会によばれることがあります。「笑って元気になりましょう」と皆さんに笑ってもらって、笑顔をとりもどしてくださることが目的。ここにわざわざ足を運ばれる方は、「笑う」ことを楽しむ事ができる方が多く、ちょっとしたことにも積極的に笑って下さいます。

 

そんな中で時々目にするのが、仕事で来られている役職についてらっしゃる方々のつまらになそうな顔。講演後、「皆さん笑って下さってよかった。ありがとう」と言ってくださるのですが・・・いやいや皆さんよりも貴方の笑顔が見たい。高齢の方々はどんな環境でも気にせず楽しむ、たくましい心をもってらっしゃるので、笑わない方がおられても「わっはっは」と笑ってくださるのがありがたい。笑わない人、笑顔になれない人の存在は、場の空気を「つまらなぁい」もんに変えてしまいがちなので。

 

どんな場でも楽しむ事、この姿勢、集団の場では大切。それは積極的に笑う姿勢をつくり、楽しい空気がコミュニケーションを育むのですから。これは老若男女どこでも共通ですね。おそらく世界でも。

 

今年の日本笑い学会のシンポジウムのテーマは「笑いと超高齢化社会〜笑って介護、笑って終活」。7月14日15日関西大学堺キャンパス。人生100年時代に「笑い」の果たす役割は大きくなりそうです。

 

日本笑い学会  http://www.nwgk.jp

 

日本笑い学会理事 商店街よろず相談アドバイザー 堀 登志子