笑いプロジェクト

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笑門来福

 松の内もおわり、新しい年も日常になりました。今年は戌年。犬が竹笊かぶって「笑」の歳。

 年賀状の一言に「笑」という文字が多く見受けられました。「今年も笑顔ですごします」とか「いつもニコニコ楽しい一年」とか。「笑い」という言葉には、「楽しく生きていく」「楽しい毎日」というイメージが、万人に根ざしているようです。

 

 「笑門来福」という言葉も見受けられました。「笑う門には福来たる」。なにげなく使っていましたが、この機会にちょっと調べてみました。

 正式な四文字熟語ではなく由来は「上方(京都)カルタ」だそうです。そういえば「福笑い」なんてゲーム、お正月にやりましたね。中国語にも同じ「笑門来福」や「福臨笑家門」といった言葉があるそうです。

 

 笑い声のあるところは楽しい、楽しいところに人をやってくる、人が集まるところに神様も宿る。といった思考から生まれた言葉なのでしょう。11月のコラムで紹介させていただいた、山口県の「笑い講」という、鎌倉時代から続いているお祭り。三回大笑いして、神様に降りて来てもらって一緒に笑う。という思いを込めたお祭りでした。

 

 歳神さまをお招きするための「お正月」。注連縄で家を見つけてもらうときに、その家から笑い声が響いていれば、歳神様が見つけやすくなるはず。まさに「笑門来福」。

 

 今年も笑って元気に過ごしましょう。笑いプロジェクトどうかよろしくお願い致します。

 

 

日本笑い学会理事 商店街よろず相談アドバイザー 堀 登志子