笑いプロジェクト

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関西大学で「笑ってまちおこし」講義

『閑話休題』〜ここんところ「笑わせ力のプログラム」のコラムが続いております。今月はちょっとそこから離れて「最近のこと」、お話させていただきます。

先日、母校関西大学で200名の学生さんを前に、一講座おしゃべりしてまいりました。テーマは「笑ってまちおこし」。国際交流からまちおこしまで、広く学んでいる学生さんからの「まちづくりの現場を知りたい」との声にお応えして。商店街アドバイザーとしての体験や、経験値からの私なりの理論。あつくあつく語らせてもらいました。

 

「教える」とは「学ぶ」ことですね。学生さん達たくさんのことを教えられました。以前「商店街って必要なの?」と若い方に聞かれてめげたことがありました。ところが今回の授業でたくさんの学生さんが、「自分のまちの商店街」を意識し、「これから通う」「これからに期待する」といってくれました。

 

商店街には、幼い頃の思い出が残っています。夕方買物する母を探しにいったり、友人と遊んだり、肉屋のおっちゃんに怒られたり・・・。そこにはお互いを知るまちの顔がありました。これから、人口減少社会、高齢化社会となります。そんななかで、住んでいるところから歩ける範囲で育む小さなコミュニティ。そのコミュニティを育む商店街。やっぱり大切だと思います。

 

笑顔が思い出に残る、いつも笑っていた思い出が子ども達に残る、そんなまちの拠り所に、これからの商店街がなれると思います。そのためにも

まずはお店の人が笑って楽しんでいること。ワクワク感が人を寄せると、そこに笑いの力が大きいと、私は信じています。それが「笑ってまちおこし」。

 

欠席せず居眠りもせず真剣に聞いてくれた学生さん達、そして私にこの場を与えてくれたK先生に感謝。

日本笑い学会理事 商店街よろず相談アドバイザー 堀 登志子